夜寝る前の小1時間はお楽しみの読書です。最近はずっと五木寛之の「百寺巡礼」を読んでいますが、これがまた大変面白い。全部で10巻ある内すでに4巻(40寺)を読み終えて、現在は第5巻の「関東・信州」の古寺を訪れています。
五木さん独自の歴史観に基づいて、平易な語り口で史実と寺史を絡めて、物語のようにひとつひとつの寺が紹介されています。 元クリスチャンの私が感心するのも変ですが、まるでそこにいなくても、仏様の顔が浮かぶようなリアリティがあるのがたまりません。
寺のなりたちから寺宝の数々、寺への交通&アクセス情報、寺周辺のおすすめスポット、散策のヒント、おいしいお店、よろこばれる土産品・・・など情報が満載です。
毎晩日本の仏教の歴史や背景を知る扉を、五木さんとともに叩いています。 読むのは良いのですが、無性に行ってみたくなるのがこまりものです。