夕食を終え、パソコンにしばらく向かった後は、お楽しみの読書の時間です。
いま読んでいるのは、「海の史劇」 (吉村 昭・新潮文庫) です。これがとにかく面白くて、読み出したらやめられません。
日露戦争を舞台に、当時世界最強と言われたロシアのバルチック艦隊が、小国・日本の東郷平八郎率いる連合艦隊に全滅させられた、有名な日本海海戦を描いた大作です。
時代背景が「坂の上の雲」と同じころなので、余計に興味が湧きます。
いま、日本連合艦隊が、東郷平八郎の編み出したあの有名なT字戦法で、ロシアのバルチック艦隊を猛攻撃するところまで読みすすんだところです。
戦艦の総数や大砲の絶対数、砲の能力などで圧倒的に劣る日本は、負けるに間違いないとの世界中の予想を覆しての大勝利は、その後の日本の地位を大いに高めたと言われています。いやー、今晩も楽しみです。