今年も某総合病院から人間ドックの案内が届きました。毎年1回、1泊2日コースの人間ドックに入っていましたが、今年はやめるつもりです。
東金市から7割の補助金が出るとはいえ、高いお金を払ってどこか悪いところが無いか、根掘り調べられることに疑問を感じたからです。ドックのあと必ずと言っていいくらい、二つか三つほど数値が標準を超えているので、念のため精密検査を受けるように通知が来ます。
通知がくると不安になり、1日つぶして精密検査を受けても、まあ大丈夫でしょうというのが落ちです。ひどい病院で精密検査を受けると、放っておいても自然に治る程度のものでも病気にされて治療?を始め、下手をすると「切りましょう」なんてケースもあるとか。
この歳になるといくつか怪しい数値が出るのが当たり前。長生きしてもあと10年そこそこ、どうしても具合が悪くなったら、そのつど病院に行って、部品の交換や修理をすればいいんじゃないかと割り切っています、ハイ。神経質に病院に行かないことです。
昔ボクの親友は人間ドックを受けた数ヵ月後に食道がんが見つかり、有名な東京の病院での手術のあとしばらくして53歳で亡くなりました。
余談ですが、十数年前にボクはお尻から内視鏡を突っ込む例の大腸の検査を、社会保険中央病院で生まれてはじめて受けました。
検査の前に若い看護師さんがパンツを持ってきて履き替えるように言うので、お尻の穴が開いた部分をわざと前にしてつけたら、あわてた看護師さんは目をそらしながら「前後が逆ですよー」。分ってますよ、こちらは緊張をほぐすためにやっているんですから。
東金ダムにて 奥の建物は湖が見渡せるイタリアンレストラン