断捨離(だんしゃり)の一環として、物置の古いダンボール箱を整理していたら、「十條キンバリー25年史」(写真)の、ボクの手書きの原稿が出てきた。
昭和62年12月に、十條キンバリー25年史編纂委員会が発足。S専務が編纂委員長となり、総括はT監査役、ボクとM部長が編集担当に指名されました。
委員会が発足してまもなく、M部長は体調をくずして休職。編集担当はボクだけとなり、専属の女性アシスタントとともに編纂室にこもりました。
社内外に散逸した写真や資料の収集、会社発足当時の幹部への取材、航空写真撮影手配、原稿執筆など、超多忙でしたがとても貴重な経験でした。
原稿作成はT監査役のチェックを受けながら精力的に進め、ちょうど1年後の昭和63年
12月1日に刊行。本文188ページのほかに巻末資料が46ページ。
幸いにも社内外の評判も良かったのでほっとしました。刊行後の12月中旬には、当時のM社長がS専務とT監査役、ボクの慰労会を開催してくれました。
NHK朝ドラの「とと姉ちゃん」も生活情報誌「暮らしの手帳」刊行にこぎつけましたが、本を刊行するのは想像以上に大変だと実感。
物置で見つけた、ボクの汗と涙の手書き原稿