まったりとした日曜日の朝。朝日新聞を読んでいたら、4面の右下に12月26日発売の最新刊の本の広告。タイトルは「天翔ける(あまかける)」。
著者はボクの大好きな北九州出身の直木賞作家・葉室麟。幕末四賢侯の一人、松平春獄を描く歴史長編小説とか。26日の発売日に購入予定。
新聞を順にめくり、34面の左下に掲載の死亡記事を見て超びっくり。「葉室麟さん死去」のタイトルが写真とともに踊っている。
葉室麟さんが12月23日、福岡市内の病院で死去したとの事。享年66。50歳を過ぎてから本格的な創作活動に入った葉室さんにはもっと書いて欲しかった。
実はボクがいま図書館で読みかけているのは、葉室麟さんの小説「鬼神の如く 黒田叛臣伝」。いやー、こんな偶然があるのだろうか?
午後、テニスに行く予定を急きょ取りやめ、図書館にこもり「鬼神の如く 黒田叛臣伝」を読み終えた。葉室麟さんのご冥福をお祈りいたします。