昨夜、東金シネマコレクションで、いま話題の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督、渡辺謙主演。角川映画)を見ました。
10月24日に公開になったばかりの、途中で10分間の休憩が入る、3時間22分の大作です。いやー、とにかくスケールの大きな見ごたえのある映画です。
今日は雨でテニスは無理、暇でしたら近くの映画館に行くことをおすすめです。とにかく映画を見た~という感じですね。
ストーリーは、国民航空(モデルは日本航空)社員で同社の労働組合委員長を務めた主人公、恩地元(実在の日本航空元社員・小倉寛太郎がモデル)が受けた不条理な内情を描き、人間の真実を描いた作品。
ナショナルフラッグの腐敗と、単独機の事故として史上最悪の死者を出した日航機墜落事故を主題に、人の生命に直結する航空会社の社会倫理を表現しています。映画を見ながら、経営難のため、現在政府の手で再建中の「沈む日本航空」が二重写しになります。
『週刊新潮』に連載中、日本航空は『週刊新潮』の機内搭載を取りやめたそうです。今回の撮影でも飛行機のシーンは、日本航空の協力が得られなかったため、CGによって再現したと報道されていました。