わが日本と同じ敗戦国、ドイツとイタリアがあいついで脱原発に向けて大きく舵を切った。福島原発事故の惨状をみての急展開でしょうが、いやー、このスピードには脱帽ですね。
広島、長崎に原子爆弾を落とされ甚大な被害と後遺症を経験した日本。そして今回の世界を震撼させた、人災とも言える福島原発事故。いまこそ日本(政府)が「脱原発」の声を世界に向けて大きくあげる時。
いまがそのとき(It's now, or never)ではないんでしょうか?
日本の総発電量に占める原発のウェイトは27パーセント。節電に加えて、太陽光や風力、水力、石油、LNGガスなどを使った発電を増やせば、10年後くらいには脱原発はできる。
敗戦後の日本の驚異的な復興振りをみれば分かるように、日本人はいったん目標が定まると、とにかくがむしゃらに突き進むので、ボクは日本での原発ゼロは絶対可能だと思う。
すでに企業や自治体、家庭で競い合うように節電を始めている。省電力タイプの家電やパソコンなども相次いで発表されているのはうれしい限り。ボクの家でも扇風機を2台購入。
空や海、地下水、大地を汚染する、放射能の恐怖におびえながら生活するのはいやです。