昨夜はBSプレミアムで放映の、にっぽん百名山「くじゅう連山」を視ながら晩酌。
過去に数回登ったことがある、ボクの故郷の久住(くじゅう)連山が紹介されたので、いやー嬉しくて興奮しましたね。
大分の高校2年の夏休みにボクが幹事となり、クラスメイトのShindo君やSuenaga君など4人で、くじゅう連山を3日かけて縦走したことが昨日のように思いだされました。
クラスの女の子4人も参加したいとボクに言ってきたのですが、くそ真面目でうぶなボクは、「事故や間違いがあるといけないので、今回は男だけで行くよ」なんて、バカなことを言って断りました。いやー、今でももったいないことをしたと後悔してます。バカばか。ボクは詰めが甘い。
結局汗臭い男ばかり4人で出かけ、やまなみキャンプ村で1泊し久住山や中岳に登ったあと、芹洋子の「坊がつる讃歌」で有名な坊ガツル湿原を経由して法華院温泉に宿泊。
翌日は久住町の実家に帰省していた、同じクラスのKudo君がお兄さんと迎えにきてくれたので、一緒に山を下りて久住町へ。
久住町ではお兄さんに畜産試験場に案内され、種牛(雄牛)による豪快な種付けを目の当たりにしてびっくり。障子紙を突き破るほど元気なボクたちは皆興奮気味。
Kudo君の実家で大歓迎をうけた上に、一晩泊めてもらい感激。翌朝豊肥線にのり大分へ。
数年前、埼玉で執り行われたSuenaga君の葬式のあと、ボクとShindo君、Kudo君は居酒屋で精進揚げをしたのですが、やはりこの「くじゅう連山」縦走の話が出ましたね。
酔ったShindo君がボクに向かって大分弁で、「お前があんとき、余計なこと言うちおなご(女子)が行きたいちゅうのを断らにゃーよかったのになあ。そしたらどげー(どう)なっちょったかのう。おしかったのう」。
その酒豪のShindo君もその後胃がんで胃を摘出、酒もタバコも女もダメになったとか。