雪まじりの大荒れの天気となった3連休最終日の今日、早朝から顧客2件のホームページ更新を行い昼過ぎにようやく完成、先方にメールでチェックをお願いした。
昼食後、先日大網の本屋「多田屋」で購入した、『僕の死に方 エンディングダイアリー500日』(金子哲雄著、小学館)を読み始め、夕方までに一気に読了。
これは、昨年10月に難病の肺カルチノイド(肺がんの一種)のため、41歳の若さで死去した、流通ジャーナリスト・金子哲雄さんが死の直前まで書いた話題の本。
流通ジャーナリストになるまでの経緯、末期がんの告知と壮絶な闘病、そして在宅での終末医療。さらには自らの葬儀、戒名、お墓の手配などを淀みない文章で綴っている。
末期がんの告知を受けたあと嘆き悲しみ、3日間泣き続け、一時は自殺まで考えた当時売れっ子の金子さんが、徐々に死を受容していく心の様が率直に書かれている。
自分の人生に90パーセント満足していると言い残して旅立った金子さん。人生に50パーセント後悔しているボクは、残りの生き方を変えなくてはいかんな。
いやー、衝動買いしたこの本を読んで本当によかった。