検察庁法改正案に抗議します
ときの政権の判断で、検察幹部の定年延長が可能になる検察庁法改正案をめぐり、各界の抗議が相次いでいます。ボクも大反対です。
昨日は元検事総長や元東京高検検事などが法務省に対して、極めて異例の反対表明を行いました。日本弁護士会も反対の声をあげました。
安倍政権に近い黒川・東京高検検事長の定年延長は、すでに決まっています。今回の法案は、そんな特例を制度化するもので断じて許せません。
ときの政権の覚えめでたい人物の特別扱いが常態化すれば、検察の牙が完全に抜かれます。政権に忠実な番犬に成り下がります。
安倍首相にとって、不条理を通すことはもはや日常茶飯事。与党議員にとっては、どんな悪法も深く考えず通過させるのが日常になったようです。
コロナウイルスのどさくさにまぎれて、安倍政権は今週、法案の強行採決を企んでいます。なんとか阻止できないものでしょうか?