いやー、昨夜10時からNHKで放映のドキュメンタリー「見えないことは不幸じゃない ~全盲夫婦の夢と子育て~」には心を打たれました。
タイトルのとおり、全盲夫婦と2人の娘が普通に生きる日常を取り上げたドキュメンタリーです。
2人の娘のうち長女(6歳)も目が見えず、家族の中で見えるのは次女(4歳)だけ。番組では日常の生活の中での、悲喜こもごもの出来事を淡々と伝えていました。
41歳の夫ははり・きゅう師で、マラソンにも挑戦、なんとアテネのパラリンピックに出場経験があります。10月に高知で開催の「100キロメートルマラソン」にも、ボランティアの伴走者と挑戦、9時間7分で完走したいうから驚きです。
健常者のこちらは、東金ダム一周3.7キロのウォーキングで、ふーふー言っているのとは大違いです。
全盲の奥さんはプロのソプラノ歌手で、国内外で演奏活動を行っているそうです。いやー、自分の生き方をふくめて、とにかくいろいろ考えさせられる番組でした。